中古のトレンド

中古のトレンド

景気低迷が長引く日本の昨今、新築住宅の売れ行きは下降をたどっていますが、
中古住宅は今注目されています。
住宅の平均寿命が長く、中古住宅をに移り住まう欧米諸国の国事情とは違い、
日本は新築重視の傾向が非常に強いものでした。
しかし、今、中古市場はなぜ人気をみせているのでしょうか?
現代の中古住宅人気の秘密をご紹介いたします。

 

中古住宅人気の秘密!

1.中古市場に注目が!国の政策が中古市場重視の流れに。

これまで日本は新築を重視する政策がとられていました。中古住宅購入の際は、特に住宅金融公庫からの融資に制約が大きかったのです。最も低金利での適用は難しく、返済期間も最長30年と短めでした。住宅ローン減税においても、マンションにおいても築25年以内という制限がついており、中古住宅の足かせとなっていました。

しかし、2005年、公庫融資に代わる「フラット35」の登場で、築年数に関する制約が撤廃されました。中古市場重視への転換期となりました。翌年「住生活基本法」が施行され、中古住宅の流通シェアなどの増加目標が掲げられました。

住宅ローン減税も新耐震基準を満たせば、築年数の制限はなくなり、新築と中古とで存在した融資の面での隔たりがほぼ解消し、これが今の中古市場を注目する流れの大きな追い風になっています。

 

2.価格が低いので、余った予算でリフォームにこだわれます。

不動産の価格は、新築の販売時が一番高いです。これは実は「新しいから」という理由だけではありません。新築販売時の広告宣伝費(モデルルーム設置費、案内スタッフの人件費、チラシ配布費用など)がかかっているのが原因なのです。

中古住宅なら、年数経過による単純な価格下落だけでなく、新築時の販売にはかかっている広告宣伝費はありませんので非常にお得感が高いです。マンションの場合なら、前オーナーの修繕積立金もそのまま受け継ぐことができます。

これなら、余った予算をこだわりの住宅へリフォーム・リノベーションへとかけることが可能です。自分好みの個性的な家に住むこともできますし、古い家の趣を残しつつ機能は便利にリフォーム・・などの選択肢も増えるので、新築購入とはまた違った家を持つ喜びができるのではないでしょうか。

 

3.立地や環境にこだわる方にも、選択肢が多いのです。

新築マンションは数が限定されてきますが、中古マンションは、幅広い価格帯でさまざまなエリアからでも探す事ができるのも良い特徴です。憧れの街、自分の生まれ育った街、好きな街に住みたいという方も、通勤の利便性やお子さんの学区にこだわりがある方にも選択肢が広がります。

マイホーム購入において、幅広い選択肢のある中古住宅をチェックしない手はありません。新築だけにこだわらず、お好きなエリアで中古住宅を探して、リフォームで新築同様のピカピカなお家にするというのも賢い選択の一つです。

 

4.実際に実物を確認できるメリットも。

新築物件のほとんどは、完成前に販売されています。モデルルームやモデルハウスで確認することはできるものの、周辺環境や近隣の住民、管理の状況などは把握しにくいものです。

特にマンションの場合は、エントランスやゴミ置き場といった共用部分の管理状況が住み心地に大きく影響します。周辺環境も、建物と違って自分で手を加えたりはできません。大きな買い物ですので、この目で見て買うことはとても大切です。

 

 

5.新築よりも値下がりしにくく、住み替えにも有利です。

一般的に、新築よりも中古の方が、時間的な値下がり率は低いのです。新築ではわずか数年で価格が大きく下がってしまうことも多いと言えます。中古住宅は、新築時よりすでに値下がりした状態での購入ですので、大きな値下がりは生じにくいのです。むしろ駅に近いなどの好条件であったり、地価の上昇があった場所などでは、値上がりすることだってありえます。

住み替えをご検討する場合、中古からスタートした方が資金面では堅実といえます。中古の場合は、出産・子供の独立・両親との同居など・・・のライフスタイルの変化に応じて臨機応変に対応できやすく、そのメリットは大きいのです。

逆に住み替える先としても、中古であれば、購入から入居までの期間が短く済むことが多いです。新築の未完成物件などは、購入から入居まで2年程かかることもありますので、この点も中古住宅購入の方がスムーズで、良い点です。

 

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